エンジニアの転職では、面接の前に提出する履歴書や職務経歴書で求職者の印象が大方決まると言っても過言ではありません。面接の準備をしっかりしていても、その前に採用担当者の目に触れる履歴書や職務経歴書がお粗末では、採用される可能性を低くしてしまうかもしれません。

エンジニアの転職においては特に、職務経歴書が自身のスキルや経験、実績を物語ってくれます。少しでも自分を高く評価してもらおうと色々な情報を盛り込みたい気持ちはあっても、できるだけパッと見て内容が分かりやすいフォーマットを使って簡潔にまとめるのがおすすめです。

経験値の高いエンジニアは、職務経歴書が長くなりやすいものです。その場合には、プロジェクトの一覧としてリストアップした上で、詳細については面接の際に口頭で説明できるような準備をしておくと良いでしょう。ただし、全てのプロジェクトを並列の扱いにするのではなく、これまでの経歴の中でも大きくアピールしたいプロジェクトに関しては、詳細を記入してもOKです。

面接においては、どのプロジェクトについて質問されるか分かりません。一つ一つの案件やプロジェクトに関しては、簡潔に内容や自分の役割を説明できるよう、面接対策をとっておくことが重要です。どのように説明するかという点で、話術やコミュニケーション能力が評価されることが少なくありません。

またエンジニアの職務経歴書を作成する際には、最も新しいプロジェクトを最初に記入し、逆編年体形式で記載するのが基本となります。注意しましょう。